乃木坂46に学ぶ人生で大切なこと
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乃木坂46 奇跡の1期生

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AKB48公式ライバル「乃木坂46」メンバー募集!

AKB48の公式ライバルとして乃木坂46のメンバー募集が行われたのは2011年6月でした。
応募資格は満12歳~24歳までの女子(2011年4月1日時点)で、公式HPのエントリーシートからと郵送の2種類の応募が可能でした。
全国7か所(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄)で行われた二次面接審査の後も審査が重ねられ、最終審査は東京「SME乃木坂ビル」で行われました。
最終審査の翌日である2011年8月22日に、応募者38,934人の中から選ばれた以下の36名がメディアなどでお披露目されました。

(あいうえお順/下線は暫定選抜メンバー)
秋元真夏、安藤美雲、生田絵梨花生駒里奈市來玲奈、伊藤寧々、伊藤万理華、井上小百合、岩瀬佑美子、衛藤美彩、柏幸奈、川後陽菜、川村真洋、齋藤飛鳥、斎藤ちはる、斉藤優里、桜井玲香白石麻衣高山一実、永島聖羅、中田花奈、中元日芽香、西野七瀬、能條愛未、橋本奈々未畠中清羅、樋口日奈、深川麻衣、星野みなみ松村沙友理宮澤成良大和里菜、山本穂乃果、吉本彩華、若月佑美、和田まあや

グループ名である“乃木坂”はレーベルであるソニーミュージックの本社所在地(当時)の地名で、“46”はAKBよりも人数が少なくても負けないという意気込みが由来です。
お披露目時には暫定で16名の選抜メンバーが選ばれ、センターは吉本彩華さんでした。
また、能條愛未さんと川後陽菜さんは、それぞれ麻生梨里子、川相陽菜という芸名でオーディションに参加していましたが、乃木坂46は本名での活動を方針としているため、それぞれ改めて本名で活動を行うことになりました。

 

デビューに向けて

デビューに向けて歌やダンスのレッスンなどを重ねる中、お披露目から1か月後となる9月22日に、山本穂乃果さんと暫定センターであった吉本彩華さんが活動を辞退することと、秋元真夏さんが在学していた高校からの許可が下りなかったことや両親の意向などから活動を休止することが発表されました。
同月には初めてファンの前に立つことになる「メンバーお見立て会」が開かれ、さらに10月には現在も続く冠番組である「乃木坂工事中」の前身番組「乃木坂って、どこ?」がスタートしました。
結成から半年後の2012年2月22日には、ファーストシングル「ぐるぐるカーテン」が発売され正式デビューとなりましたが、秋元真夏さんは活動を休止していたため33名でのデビューとなりました。
ちなみに、この曲はバレンタイン向けの「明治手作りチョコレート」のCMソングに採用されており、まだまだ知名度の低かった乃木坂46の起用や、デビュー前に冠番組がスタートすることなどは、さすがソニーといったところでしょうか。

 

 

奇跡の1期生

乃木坂46の1期生として、このメンバーが集まったのは「奇跡」とも言われています。
高ルックスのメンバーが多数そろっているのはもちろんのこと、圧倒的な美貌で女性ファンも増やした白石麻衣さん、それまでのアイドルのイメージを覆した橋本奈々未さん、頭がよくバラエティやプロデュース力に長けた松村沙友里さんの御三家のほか、ミュージカルでも活躍するだけでなくバラエティセンスと努力の人である生田絵梨花さん、「儚さ」という乃木坂のイメージを作った西野七瀬さん、最年少で加入し道を外すことなく不器用ながらもグループ愛に満ちていた齋藤飛鳥さん、などなど多彩で個性豊かなメンバーが揃いました。
そしてこれらの人々が、争うことなくお互いを尊重し助け合いながら坂道を駆け上っていったというのも奇跡のうちの一つです。

メンバーの人柄も奇跡と言われる所以です。
その優しさから「聖母」と言われた深川麻衣さんと仲が良かった橋本奈々未さんは、深川さんについて「人の悪いところは受け入れつつ、その人のいいところは探して接しようとする子で、今まで出会った人の中で一番素敵な人」と評しています。
お披露目直後から休業し、4枚目シングル「制服のマネキン」から復帰をした秋元真夏さんは、復帰にあたって「中高と女子校に通っていたから、女の子の集団がどんな感じかというのを今までの経験でわかってはいたので、一筋縄ではいかないんだろうな」と覚悟していたと言います。
しかし、復帰当初こそファンの間でも有名なエピソードである西野七瀬さんとのいざこざなどはあったものの、秋元さんが危惧していたようなこともなく受け入れられました。このとき秋元さんは「星野みなみが普段通りに接してくれて助かった」と述べています。

乃木坂46は、デビューから毎シングルごとに表題曲を歌唱する「選抜メンバー」と、それ以外の「アンダーメンバー」に振り分けられていることなどから、デビュー当初はメンバー同士のライバル心からピリピリする場面も見られましたが、次第にそのような雰囲気はなくなっていき、メンバー同士の仲の良さが際立つようになっていきました。そして、その仲の良さゆえに人気メンバーが長い期間在籍してファンを増やしていきました。

AKBグループと乃木坂46の結成6年後における1期生の在籍率を日本経済新聞社が調べたデータがあります。

グループ名 乃木坂46 AKB48 SKE48 NMB48
結成時の1期生数 36名 20名 23名 26名
6年後の1期生在籍数 22名 5名 3名 6名
6年後の1期生在籍率 61.1% 25.0% 13.0% 23.1%

 

1期生が作り上げた形

今や日本を代表する女性アイドルである乃木坂46には「清楚」「上品」「女子校」のようなイメージがありますが、グループのコンセプトとして明確なものがあったわけではなく、1期生が作り上げたものです。
ハロープロジェクトやAKBなど、女性アイドルグループの先例はありましたが、今の乃木坂46の形はモデルケースがあったわけではなく、秋元康さんやソニーが関わっていたとはいえ、未来が約束されていたわけでもなかったグループのオーディションに飛び込んだ1期生たちが模索しながら作り上げた形です。
そのイメージを作り上げてきた1期生は、すでに全員が卒業していますが、後輩たちにもそのイメージが脈々と受け継がれています。
また、ドラマや舞台などで活躍している白石麻衣さん、西野七瀬さん、深川麻衣さん、生駒里奈さん、若月佑美さん、生田絵梨花さん、バラエティーなどで活躍している秋元真夏さん、松村沙友里さん、高山一実さん、アナウンサーの道を開拓した市來玲奈さんや斎藤ちはるさん、プロ雀士となって雀荘カフェも経営する中田花奈さん、アイドル時代の自身の経験から心理カウンセラーとなった中元日芽香などなど、乃木坂46卒業後も様々な分野で多くのメンバーが活躍することにより、後輩メンバーの卒業後の道筋を示しています。

([白石麻衣 公式 my channel]【乃木坂46】あの日の彼女たち。【10周年LIVE】)

 

 

 

 

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