乃木坂46に学ぶ人生で大切なこと
乃木坂46に学ぶ人生で大切なこと

選ばれるということ

人生で大切なこと

代打の神様

1期生の樋口日奈さんは「代打の神様」と言われていました。

13歳の時に乃木坂46に加入した樋口さんは、選抜メンバーに選ばれることが少なく苦戦していましたが、地道にパフォーマンス力を磨き続け、次第に選抜メンバーの代打として歌番組などへ出演する機会が増えていきました。
他のメンバーから「大変だけど大丈夫?」と言われることも多かったようですが、本人としては、

単純に呼んでもらえることがうれしかった。
自分が必要とされて、ちょっとでもグループの力になれた、って思えたので。

と述べており、2017年の19thシングル「いつかできるから今日できる」では、選抜メンバーではありませんでしたが、いつでも代打で出られるように、ほぼ全てのポジションのダンスを覚えたそうです。
(日刊スポーツ/坂道の火曜日)

そんな努力が認められたのか、次の20thシングルでは選抜入りし、21stからは再びアンダーとなりましたが、25thと27thから30thで卒業するまで選抜メンバーとなっており、腐らずに努力を続けたことが伺えます。

選抜メンバーの代打というのは、意図して目指すような場所ではありませんが、アンダーメンバーの中から選ばれるという意味では、実力や努力を認められた証のポジションと言えるでしょう。

 

大河ドラマ出演

3期生の久保史緒里さんは、2023年に放送されたNHK大河ドラマ「どうする家康」において、グループ現役メンバー初の大河ドラマレギュラー出演を果たしました。
演じたのは家康の嫡男である信康(細田佳央太)のもとに嫁いだ信長(岡田准一)の娘の五徳で、徳川家と織田家の間で揺れ、物語の中でも重要で難しい演技が求められる役でもありましたが、見る目が厳しい大河ドラマファンにも広く受け入れられ、放送時にはX(旧Twitter)で「五徳ちゃん」がトレンド入りし、大河ドラマを見て久保さんが乃木坂46のメンバーであることを初めて知ったというポスト(ツイート)も多く見られるなど、注目を集めました。

NHKチーフプロデューサーの磯智明さんは、人気アイドルグループメンバーの起用ということに対して

「何人か候補の女優さんに台本をお渡しして、オーディションで実際に演技をしていただいたんですが、とにかく久保さんの演技が抜群に良かったんです。話題性(を狙った)と思われがちかもしれませんが、そうではなく、単純に実力、演技力で決めました。決して話題作りではないです」

久保さんはそれまでに舞台「夜は短し歩けよ乙女」や「桜文」、映画「リバー、流れないでよ」や「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」などに出演し、その演技力を磨いてきました。
また以前から「将来時代劇に出るかもしれないから」とピアスの穴はあけず、長い黒髪も染めたことはありませんでした。そのような努力と高い意識が大河出演へと繋がりました。
(日刊スポーツ/乃木坂46久保史緒里の大河「どうする家康」起用は「決して話題作りではない」認められた実力)

 

選ばれるのは理由がある

芸能の仕事は、とても華やかに見えますが、その華やかな部分はほんの一瞬で、その一瞬のために、裏では多くの努力をしているはずです。しかも、その努力は必ずしも報われるわけではありません。それでも努力は必要です。努力をしていない人が選ばれることはないからです。

通算で868本のホームランを打ち、世界のホームラン王と言われている王貞治(おうさだはる)さんは

「もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。」

と述べています。
つまり、報われないということは、まだ努力と言えない程度のものだったということです。

乃木坂46の選抜メンバーに選ばれる、ドラマの役に選ばれる、ラジオのMCに選ばれる、などのように、芸能界は選ばれなければ仕事につながりません。
「かっこいい」や「かわいい」という理由で選ばれることもありますが、それは一時的なことで終わる場合がほとんどです。だからこそ自分の強みや役割を見つけ、それらを日々磨く努力をすることが必要です。

 

◆乃木坂46に学ぶ人生で大切なこと◆

選ばれる理由がある

 

 

 

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