乃木坂46に学ぶ人生で大切なこと
乃木坂46に学ぶ人生で大切なこと

小さな気づきで世界は変わる

人生で大切なこと

結成当初から知っていた

私はモータースポーツが好きで、当時、テレビ東京で日曜日23:30から放送していた「SUPER GT+」というレースの情報番組を見ていて、その次の番組である「乃木坂って、どこ?」も、流れで見たことがあったので、乃木坂46のことは、結成当初から知っていました。しかし、その当時はファンということではなく、「かわいい女の子たちがおもしろいことをやっているな」という程度でした。

 

アイドルの曲って・・・

私が今のように乃木坂46を好きになったきっかけは、曲からでした。それまでアイドルの曲に対して、少し偏見があり、色眼鏡で見ていたのも事実です。CDがいくら売れようとも、CDを買っているのは握手券があるからであって、曲の良し悪しはあまり関係がないと思っていました(まあ、これは今でもそうだと思ってはいますが・・)ので、音楽を聞くというときにアイドルの曲を選ぶことはありませんでした。

 

ふとしたきっかけで

それが何の曲だったのか、いつのことだったのかは、残念ながら具体的には覚えていないのですが、乃木坂46の何かの曲を聴いて「いい曲だな」と思ったんです。そして、改めて考えてみると「乃木坂の曲って、超一流の人たちが作っているんだよな」と気づきました。
作詞はご存じ秋元康さん、作曲はコンペ形式で選ばれているので様々な方がいますが、坂道シリーズやジャニーズをはじめ家入レオなどにも楽曲提供をしている杉山勝彦さんをはじめAkira Sunsetさん、古川貴浩さん、youth caseさん、小室哲哉さん、などなど、どなたも一流の人ばかりです。

 

私が好きな曲は

乃木坂46のファンの間では「乃木坂46には良い曲が多い」と言われることが多いです。もちろん、これにはファンであることによる贔屓目が入っているとは思いますが、客観的に見てもアイドル曲らしくない、所謂「いい曲」が多いように思います。これはシングルの表題曲だけではなく、カップリング曲にも注目して聞いていくと、よりそう思う可能性が高いと思います。

私が乃木坂46の曲の中で好きなのは、

「きっかけ」
ファンの間でとても人気のある曲です。シングル表題曲ではないのですが、2021年の紅白歌合戦でも歌われました。

「君は僕と会わない方がよかったのかな」
このタイトルだけでも、切なさが感じられますよね。

「ここにいる理由」
ライブで見たい楽曲。センターの伊藤万理華さんのパフォーマンスが印象に残ります。

「4番目の光」
4期生がこの曲を歌っているのを見ると、歌詞の内容と相まって涙が出ます。

「僕のこと、知ってる?」
乃木坂46の第2弾となるドキュメンタリー映画「いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46」の主題歌。映画のラストで流れて、とても染みたのを覚えています。

「世界中の隣人よ」
コロナ過で、ほぼ全ての活動が止まっている中で発表された配信限定シングル。

「僕が手の叩く方へ」
3期生楽曲。1、2期生が卒業し、これからの乃木坂46を3期生が導くことを示唆した曲。

 

こんな曲を歌わせるのか!

私は音楽の知見に乏しく、コード進行がどうとか、この楽器の音が、などのようなことは全く分かりませんので、曲の良し悪しは感覚的なものでしか判断できませんが、幸いにも日本語はわかりますので(笑)、歌詞については、いろいろと感じ取ることができます。

私が乃木坂46の曲(詩)で「女性アイドルにこんな曲を歌わせるのか」という意味で大きな衝撃を受けたのは「新しい世界」です。この曲はシングルの表題曲ではなく、表題曲を歌唱する選抜メンバーから漏れたアンダーメンバーと言われる人たちが歌唱するアンダー曲と言われているものです。曲調はわりとさわやかな印象ですが、「新しい世界」ってそういうことか!と、かなりインパクトのある歌詞になっています。

もうひとつは「アンダー」という曲です。これもタイトルからもわかるとおりアンダー曲で、「新しい世界」同様に「アンダーメンバーにこの曲を歌わせるのか」と衝撃を受けました。秋元康さんは、当て書と言われる、その曲を歌唱するメンバーに応じた歌詞を書くことが多いのですが、この「アンダー」もアンダーメンバーへの、またはこの曲のWセンターを務めた北野日奈子さんと中元日芽香さんへの当て書きであり、全体的に見れば前向きな歌詞ではあるのですが、ところどころにアンダーの苦しみを感じさせるストレートな表現があり、ファンだけでなくメンバーにも戸惑いが見られました。

この曲について北野日奈子さんは、当時のブログで、下のように書いています。

18枚目シングルアンダーメンバーは18人です。

18人でうたう「アンダー」という曲を

ひとりひとりが違う思いで違う光で

歌ってパフォーマンスしていいと

私は思います。

みんなのこのポジションを与えられた回数も違えば、その1つ1つ18通りの立ち位置に立つ思いも違うし、この歌に対しての捉え方も違うと思います!

私はまだ「アンダー」という曲が

こうゆう思いを伝えたい歌だと思うんだ!と紹介はできないけど

いつかこの歌を自分の中に吸収できたとき

皆さんに伝えたいです!

(北野日奈子公式ブログ 2017年7月27日「今が途切れないように」)

 

曲の好みは人それぞれですので、何が一番かや、どれがいい曲かを決めるのは難しい作業ですが、アイドルであるが故に、様々なタイプの曲にチャレンジしているので、いろいろ聞いていくと、あなた好みの曲が見つかるかもしれません。私自身、今では好きな乃木坂46の曲がたくさんあります。乃木坂46の曲は何も変わっていませんが、私が色眼鏡を外したら、一気に世界が広がりました。

人間関係に苦しんでいる人、世間に不信感を持っている人、自分の人生に納得できていない人、様々な悩みを持つ人も多いと思います。私たちは人や世の中を自分の価値観、すなわち色眼鏡を通して見ていますが、そのことを自覚すれば、違った角度からの視点を手に入れることができ、今までとは違った気づきがあるかもしれません。

 

◆乃木坂46に学ぶ人生で大切なこと◆

色眼鏡で見ない

 

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